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AGAとFAGA(女性男性型脱毛症)はどう違う?原因と対策まとめ

AGAとFAGA(女性男性型脱毛症)はどう違う?原因と対策まとめ

AGAは、男性の脱毛症として広く知られていますが、実は、女性もAGAになるケースがあることをご存知でしょうか。

同じAGAでも、男性と女性ではメカニズムも症状も異なります。

つまり、男性と女性では AGAの対策法も異なりますので、両者の違いを知っておくことはとても大切です。

そこで今回は女性の男性型脱毛「FAGA」について、AGAとの違いや対策などについてご紹介します。

FAGA(女性男性型脱毛症)とAGAの症状の違い

FAGAは「女性男性型脱毛症(Female Androgenetic Alopecia)」を指します。

近年、国際的にはFPHL(女性型脱毛症)と言われることも多くなってきました。

そんな FAGAの症状の最大の特徴が、薄毛が頭髪全体に及ぶ「びまん性脱毛」です。

具体的には以下のような症状が見られます。

【FAGAの主な症状】
●髪の毛のボリュームダウン
●髪の毛が細くなったり、短い毛が増える
●髪の毛にハリやコシがなくなる
●髪の毛の分け目から地肌が見えやすくなる

一方、AGA(男性型脱毛症)の症状の最大の特徴は、薄毛が局所的に現れることです。具体的には以下のような症状が見られます。

【AGAの主な症状】
●頭頂部の薄毛の進行
●生え際の後退

FAGAの原因

FAGAの原因は「女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の低下」です。

エストロゲンには育毛・発毛を促す作用があります。

しかし、エストロゲンの分泌量が低下すると、育毛・発毛作用が弱まります。

さらに、相対的に男性ホルモンが優位となることで、FAGAの発症へと繋がるのです。

以下、エストロゲンの分泌量低下につながると考えられる、主な原因をご紹介します。

●ストレスや生活習慣の影響
過度のストレスや疲労、ダイエット、睡眠不足、さらに過度の喫煙や飲酒、食生活の乱れなどは、髪の毛の成長に悪影響を与えます。
これらストレスや生活習慣の影響により、新陳代謝の低下や血行不良、自律神経や内分泌系の乱れから、FAGAへと繋がることが懸念されます。

●更年期の影響
閉経前後に様々な症状が出現する更年期障害。
女性ホルモンの分泌量低下を伴うことにより、FAGAを発症するケースが考えられます。

FAGAにならないために

●休息と睡眠をしっかり確保する
睡眠中は成長ホルモンが多く分泌されるため、髪の毛の成長にも大切な時間です。
ストレス緩和の観点からも、睡眠時間を含めた十分な休息を確保することが大切です。

●無理なダイエットをしない
無理なダイエットは、髪の毛の成長に必要な栄養の不足ほか、ストレスにつながる恐れもあります。

●過度の喫煙と飲酒を控える
過度の飲酒は肝臓に負担をかける恐れがあり、髪の毛の材料であるタンパク質を作る働きが低下するおそれがあります。
また、喫煙は血行不良を引き起こすなど、髪の毛の健康面からもマイナスです。

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